①診断が正しければ処方薬で症状が改善される
どうも体調がおかしいと思った際には、近所のクリニックや大きな病院などへ行くでしょう。
緊急を要する際には救急車を呼ぶことも考えられます。
そして、診察を受けたり、検査をしてその結果を見てからどのような病気を患っているのかを医師が判断してくれます。
特に、かかりつけ医ともなるとその言葉の重みはとても重いものになるのかもしれません。
普段から診察を受けていることもあって、自分の体のことをよく理解していると思ってしまうからです。
信頼関係が構築されていますので、かかりつけ医は特別な存在ではないでしょうか。
近所のクリニックで診てもらった結果、軽い病気だと診断されたとします。
今ある不快な症状に関しては、それを止める薬を処方してもらって終わりです。
言われた通りに患者はその薬を使います。
そうすれば、きっとこのつらい症状が治ると信じているからです。
その診断が正しければ、処方された薬によって症状がなくなったり、軽くなったりします。
本当に正しく診断されていればの話です。
近所のクリニックの場合は、大きな病院と比べても機械の精度が違いますし、普段から大きな病気を患っている患者であったり、変わった病気を患う患者と接する機会は少ないです。
そうすると、あまり多くの人がかからない病気の場合は発見が遅れることも十分に考えられます。
②専門医の診断が必要になる時もある
セカンドオピニオンという言葉を聞いたことはありますか。
もしかしたら、他の病院で診察したら、違う病気だと言われるかもしれません。
今の治療法で本当に良いのか、本当に合っているのか不安に思いませんか。
そう思ったら、1か所だけではなく、2か所でも3か所でも受診してみてください。
他の医師であれば違う病気を見つけることができることもあります。
中には特に自分が研究したい分野があり、その分野の研究をしている専門医がいます。
一見、風邪だとか軽い病気にしか見えない症状であっても、専門医が診察するとそこに潜んでいる本当の怖い病気が見つかるかもしれません。大きな病気の中には、ほとんど初期症状がないものもありますし、風邪などと似たような初期症状であるために、発見が遅れてしまうことさえあります。 引用元「富士学院など、医大に対応できる予備校について」
だから、医師によっては大きな病気と疑わずによくある病気だと判断してしまうのかもしれません。
専門医でないと見つけることがかなり難しい病気もあるので、そういう病気を患ってしまうと発見が遅れてしまいがちです。
薬を処方されたら、言われた通りに服用するなどしてしまいます。
それでも症状が全然良くならないことがあれば、その診断を疑った方が良いです。
もしかしたら、誤った判断をしているのかもしれないとこの時点で考えても良いのではませんか。
言われた通りに薬を使ってもよくならなくて、同じ医療機関を受診する人が多いかもしれません。
患者の訴えを聞いて同じ薬を処方したり、何が原因かわからない態度を医師が見せた際には、セカンドオピニオンをもう考えた方が良いです。
もっと専門的な知識を持っている専門医でないとわからないのかもしれないと考えましょう。
規模の大きな病院が近くにあるのならば、紹介状を書いてもらって行ってみてください。
近所にない場合は、遠出をしてでも良いと思って探す必要があります。
③セカンドオピニオンが必要な時
今では幸い、インターネットがあるので自分の症状を検索してみると、全く違った病が見つかるかもしれません。
そして、そこに研究している医師の名前があれば、遠くてもその病院を受診してみましょう。
ようやく長いトンネルから脱出できるかもしれません。
実際に、大学病院などを受診してみると、全く違う診断結果が出ることもあります。
自分がここだと思って受診した科ではなく、別の科を受診する必要があるかもしれません。
人は地位が高い人の話となると、それを鵜呑みにしてしまうこともあります。
必ずしも人が常に正しい判断ができるとは限らないことは、誰もが知っているはずです。
特に病気になってしまうと精神的にも不安定になりやすいので、誰かにすがりたくなることもあります。
原因がわからないと余計に不安になってしまうので、精神的にも追い詰められてしまうこともあるはずです。
病気の時に平静を保つことはなかなか難しいことですが、深呼吸するなどしてセカンドオピニオンのことを考えられるになることが時には必要です。
それができなくて大変苦しい思いをし続けている人はたくさんいます。
もしも、自分ではなく自分の周りに治療したけれど病気が改善しない人がいればセカンドオピニオンを勧めるのも良いかもしれません。
かかりつけ医の治療法に満足できないことはありませんか。
こういう時にも他院を受診した方が良いです。
かかりつけ医だからと言って、自分の希望通りの治療ができるわけではないので、他院の方が良いこともあります。
医師だからと言って、専門家ですし言われた通りにしたくなるかもしれませんが、同じ人間だから間違うこともあると思うことも必要かもしれません。